14 Nov 2015

奥又白池から その2


うんと冷え込んだけれど 雲ひとつ無く 風も穏やかな朝だった





そもそも日の出なんてのは
何処で拝んでも --- 拝んだりはしないが --- 同じだからどうでも良かったし
今日は後ろに見える山に登って そして下るだけだから 特に急ぐこともなかったし
だからもう少し
せめてテントに陽が当たるまでは寝ていたかった


しかし 隣のテントの彼が起きたので 仕方なく此方も起きる事にした
あのヒトはいつも早起きなのである

テントから出るときにジッパーを動かすと
内側にへばりついていた霜が盛大にワタシの元へと落下してきた
それを払いながら外へ出てはみたものの 
外は想像以上に寒かった

フライシートにびっしり付着した霜がさらに寒さを煽る

霜は想像していた通りだから そについては覚悟はできていたが
それにしてもコレが解けて流れて、、、、その解ける霜を処理する事を思い描いてみる
飯を食う前から撤収を考えるのもなんだけど 
段取りを組むには イメージをいっぱいに膨らませる事が大切な時もあるのだよ


寒くて何かをする気力も涌かなかったので ココロ清らかにし日の出を拝んでみた

最近の朝飯は
パンとスープとソーセージが定番化している
といっても それはこういう山へ来る時だけだ

近所の山へ犬と連れ立っていく時などは
ちゃんとした食事を作るようにしている

と 思っているけど
実際には同じようなモノになっている気もするな

昨晩の突風を話題に
朝食時の会話が盛り上がる

アノ ”ボンッ” はやばかったね

いや ”バンッ” ですよ

えっ ”ボンッ” だろ、、、、、、とか何とか


そうそう 飛ばされたシシャモもペグも発見できなかった
彼らには申し訳ない事をした


朝飯の後 池の畔をぶらぶら散策などしてみる

日向を満喫中のツダくん

散策の次は日向ぼっこ


更に珈琲を淹れてのんびりしていると 荷上げのヘリが現れて北尾根の向こうへ消えていった

そう もうすでに皆が働始める時間なのである ヘリが飛ぶ頃というと まあそんな時間だ

時計を見ると9時(だいたいそのくらいだったと記憶している)だった

霜か雪かで
兎に角 微妙に白くなった北尾根を登るのは
止すことにした

一応言い訳しておくが
薄氷が怖いとか 
そういった臆病風に吹かれたとかではない

それと決定的な事がもう一つある
既に九時だったんだよ

”間に合うかな、、、帰りのバスに、、、、”

なんて余計な事考えながら登ったってねえ

それに バスに乗り遅れるともう一日休みが
伸びると言うか休まなきゃならなくなるでしょ 
最終バスが出ちゃうと帰れないし



それだと ほら いろいろ面倒な事になるからね




まあいろいろ妥協に妥協を重ねてA沢を詰めて前穂へ上がった


この日は 山の天辺へ出てもそれほど風もなくて
ホントに穏やかな良い日だった


岳沢の小屋で ゆっくりお昼を取って さらにのんびり山を下りた

のんびりすぎてバスに乗り遅れるところだった


と言うのも 

昨日徳沢で時刻表を見たツダくんが ”バスは18時○○分です” と言ってたから

降りて 上高地で のんびり珈琲なんぞすすっていたもんだから、、、


だから余裕で ”まだ早いけどそろそろいきますか” と 

すると 遠くで ””沢渡行き最終バスは間もなく発車します”” とのアナウンスが響いていた

この時 時刻は 16時○○分くらいだったと、、、。


山行日 2015/10/13-14

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