3 Jan 2016

new spinnZack35F(sample) と


spinnZack35F nero modello due


今春発売予定の二代目 "F" のサンプルが縫い上がってきました

ショックコードを付けていないので
いつも見慣れたあの spinnZack とは やや雰囲気が違って見えますが
形 容量 共に現行の spinnZack35 シリーズと同様です



主な変更点としましては
三箇所のポケットに使われている素材生地です

この三箇所のポケットには FREELIGHT Dlight42 の素材生地 *Dnylon を使いました
(サイド・ドリンクホルダ 前面大型ポケット サイド・ヴァーティカルポケット)



この生地にした理由の一つは "見た目を変える為" というのが大きな理由です
これは隠しようのない事実ですので先ず最初に申し上げておきます

二つ目に ポケットに dnylon の滑らかで柔らかな生地を使う事で
スピン生地が馴染むまでに感じる 若干のストレスを使い始めから払拭する為です
--- ワタシ達は特にそれをストレスと感じはいませんが 此方側の基準では計れない事もあります ---
これは 本体アクセスの大きな開口とは違い
ポケットを使う時には どうしても狭い隙間に手を入れる事になります
その際 このような滑らかな素材に変える事で
少しでも出し入れの際のストレスが軽減できれば という理由からです

それと同様の理由になりますが
例えば new spinnZack から新たにポケットの開口に取り付けられたドローコード
このコードを引いた際にも ちょっとした抵抗感と生地のもたつき感がありますが
--- これは引き締めた際にちょっと手でなぞってやれば済む事 また生地が馴染めば解消します ---
そこでポケット生地をこの dnylon生地に変える事により
使用開始直後から滑らかにコードの引緩をスムースにさせたい
強いて挙げるなら其れもまた変更する理由の一つとして考えました

正直 他にも 意匠も含め色々と変更や追加を施したい点が多々ありました
しかしながら 個人的にも現行の "F" がある程度完成された物であると考えています
その様な事からも 今回はあえてツマラナイ選択だったかもしれませんが守りに入らせて頂きました

冒険は次回で という事でどうか今回はこれにてお許しください



その他の変更点(パーツ類の変更見直し)

〈ボトムのラダーパーツをテープループに変更〉

〈サイドパネルのテープループを四か所から六ケ所へ増設〉
此方は spinnZack35micro で好評を得た装備と同様になります
これにより ショックコードのアレンジが更に増え 使い手に沿ったコードワークが可能になります

廃止したラダーパーツですが テープループに太めのガイラインを通す事で
今まで同様にピッケルなどの装着が可能です
また 取り外した訳ですから これにより自重の増加も抑えられている筈です(未確認)
と言っても テープ類が大幅に増えていますので 行って来い 若くは若干の増加になるかもしれません

更に 
各箇所のテープ類を薄いグログラン織りのテープから 
全て20mmと15mmのPPテープへと変更しました

実は4シーズン使っても破断しなかったのだからグログラン織テープでも良いのでは
といった選択肢もありました
しかし この部分は強いに越したことはありません
何らかのオプションパーツを取り付けるのであれば尚更です

このテープループにおきましては 人によって様々な使われ方をします
ですので その様な事(強度重視)を想定しての変更となりました

トップへ掛かるベルトも同様にPPへと変更になりました

この前から後ろへトップを周って掛かけ締めつけるベルトですが
此方は他の spinnZackモデルと同仕様となります
前面大型ポケットとボトム生地部の境に確りと縫いとめられていますので
パッキングの最後に 安心して力を掛け 確りと締め付ける事が出来ます

勿論新しい "F" も今まで通り
これまで同様に生地の強度を落としめる事の無いよう 
前面(大型ポケット内側)生地にの途中には一切のステッチを入れていません
(サイドパネルとの縫製など他のパネルパーツとの結合部以外)
要するに トップからボトムへかけて大きな一枚生地が設えてあるという事です
繰り返しますが 切り取り線となるミシン目は入っていません
ですので ベルトを引いた際 この面に余計な力が掛かる事はありません



しかし この **ベルトを何処かに留めて欲しいと
 "ベルトがポケット奥深くへと落ちるのが面倒だから" とよく言われます

申し訳ございません 今回もこの処理は致しておりません

これは基本コンセプトのが "極軽量な" であるからですが(個人的解釈)
だからと言って強度を落としたのでは、、、売り物には成り得ません(当店基準)
更に強度を犠牲にしたのに余計な目方が増えたと言うのでは
これはもう論外というより 製品とは言えませんね
 
バックルが落ちない様にしたいが為だけに
せっかくの1枚生地を2枚にするなんて全くナンセンスですよ

いいですか 無垢の一枚板が其処にあって 美しい年輪模様が浮かんでいるとします
それを切り刻んで 小さなテーブルを幾つも作ろうなんて人は そうは居ないでしょう

それと同じです 分割してしまえば美しい年輪(強度)が台無しです

分割した二枚を "確り縫えば" そしてその境にバックルを固定すればいいのでは?
といった意見や考え方もあるでしょう
しかし FREELIGHT のルックサックには段違いの軽さがあってこそなのです
(少なくとも FREELIGHTの製品はそういう製品だと解釈しています)

縫う箇所が増えればそれだけ重量も嵩むでしょう(部品が増えるのと同じです)
だから そうはせずとも強度を保つ方法があるのならば 素直にそうするべきなのです
わざわざ最良(コンセプト通り)の選択を捨ててまで
最大の目的の軽さを損なう恐れ 更には重量加算と云う問題まで加わる
そんな方法を取る必要なんて無いのです 

その代わりに ほんの少しだけ 使い手に辛抱してもらいたいのです

お願いです
ベルトはパッキグ前に外へ出しておいてください
其れを忘れてしまったら ポケットの中身を出してやり直してください

 "慣れればそんな事は大した事では無くなります" 本当です
(但しそう感じるまでには個人差がある事を付け加えておきます)

こう考えてみては如何でしょうか
"軽く強くを望んだらちょっとした不便が付いてきた"
その不便が許せるか否かはお使いになる方次第ですが
とにかく少しの我慢と その様な考えを持って使って頂ければ幸いです

単なるお知らせのつもりでしたが
普段から度々頂く疑問に対する返答のような内容になってしまいました

長くなりましたので この辺で一旦終わります

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*  Dnylon
 従来のdyneemaを使った生地を更に使いやすくする為に
 ナイロン生地とdyneema糸とのバランスを一から検証しFREELIGHTが独自開発した
 強度と柔軟性を兼ね備えた軽量な生地です
 
 PUコートされている為防水性がありますが 縫製部分にシーム処理が成されていません
 雨天時などの使用には防水性の備わったスタッフサックを使ってパックキングするか
 ザックカバーを使用する等防濡れ対策が必要です

** 参考までに
 ストラップについて こちらにとても解り易い内容でタカハシくんが書いてました


お詫び
こうまで軽いのなんのと言っておいてなんですが
正直 現行品よりも重くなっています 正味30グラムくらいでしょうか
ただ 現在サンプルの状態ですので これがこの増加で終わるのか
果たしてもう5グラム10グラム増えるのか、、、、
これは今の所はっきりは言えませんが 少し重くなる事だけは確かです

ひょっとしたら300gに達してしまうかも知れません
やたらと重くなってしまって本当に申し訳ございません

それから 最後になりましたが

新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します
the outdoor store nero
店主

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