2026/07/24

巡り合わせのわるい谿間


 浜松の衆らと釣りへ



珍しく夜中に起きて待ち合わせ場所に向かいました

時間通りに 早朝に到着し
久しぶりの再会に無事を確かめ合い
朝飯を買い足して再び出発したまでは良かったのですが
くねくねと続く長い林道を上り詰めたその先には早着の車が止っていたのでした

林道歩きなしで即入渓
沢通しで数時間歩いて幕営、、、昼頃からぼちぼち釣りでも
そんな夢の様な計画は 陽が上る前に砕け散ったのです



さて如何したものかとその場でしばし思案を巡らせます


結局
大移動は得策でないとなり
ややシモ手の沢へ向かう事になりました

そこは人気の山へと向かう登山口らしく
車止めには明解な山域のイラスト表示があり
それはさっきの早着車と同じくらい釣りの高揚感を押し下げるのには申し分無いものでしたが
ここで文句を言っていても始まりません
もう1時間でも早くに到着すれば良かっただけの事です
全ては自分自身の日頃からの渓流釣りとの向き合いかたのせいであります


のんびり支度をして歩き始め小一時間も行くと
出だしの快適な道は様変わりして
山側から水が滴り落ちていたり
谷側の草むらの中が切れ落ちていたりとなかなかトラップ感のある行程でした

それでも谿沢に沿う道は概ね快適でした
ただ これ以上は歩けば干からびてしまうのでは思うくらい暑い日で
薄暗い登山道の先に河原が見えた時の嬉しさときたら
半日くらい林道を歩かされて尾根の取りつきに辿りついた時と同じくらいの喜びがありました
もちろん今回はそんな林道歩きはありませんでしたが、、、



いつもの様にタープを二枚重ねて張りました

乱雑さは回を重ねる毎に軽減されているようにも見えますが
多分それは気のせいで
おそらくは歩く時間に比例してテン場が荒れるのではないかと推測されます

今回はかなり楽をしていますので
写真を見ると分かる通り
各自のテリトリーがはっきりとしているのが見て取れます
凡そ 真ん中のザックとその左右の散乱物と言った感じでしょうか

何れにしても
絵に描いたように美しく 華麗で素敵なテン場など この世には存在しません



寝床が用意できた(用意出来た様には見えませんが)ので釣りへ

浜松の衆は
掛かるさかなが何時もと違う色艶なのがたいそう気に要らない様で
大きなのが釣れたというのになんだか浮かない表情です

確かに驚くほどの大きさのは掛かりませんでした
おまけに何故か皆痩せていて
やたらと細長いのばかりだったのは事実です

それにしても朝のハプニングからよくもここまで(さかな釣りが出来るまで)リカバリーできたもだと
誰もそんな事は口にしませんでしたが
きっと皆そんな思いであったに違いありません

テン場の前後をのんびり釣って
陽が高いうちにテン場へ戻りました

はままつの衆は再度上流へ行きましたが
先にある滝は空荷でも巻くのが難儀な様で
いくらもしないうちにまた戻ってきました



うちに居ても河原に座って居ても陽が暮れればやる事は同じで
この時期は枝豆のサヤを切り取る事から始まります
サヤは必ず切らないといけません
何故かは切ってみれば分かるので特に説明はしませんが、、、

焚火を点け一番大きなポットで湯を沸かし豆を茹でました
その後もあれこれと
次から次へと食べ物が目の前に現れます

そうそうギルティとか云う可笑しな炭酸飲料をコカ・コーラの変わりに背負ってきましたが
あれはまったく酷い味で 酒の割物にはまったく向いていませんでした
今回学習したので二度と担いでくる事はないと思いますが
物珍しさだけで手を出すのはもう止す事にします

なので割もせずにちびちびと飲んでいたのですが
早起きが祟って直ぐにねむってしまったようです

昨今は幾ら星が美しかろうが
宴もたけなわであろうが
あっという間に寝むりこけてしまいます
帰りもどうにか無事に、、と本能的に体が寝るモードになるのでしょうか

おやすみなさい



さて今回もまた思い通りの釣りにはなりませんでした
どうしてかこの界隈では巧いこと事が運びません
何度かは谿沿いに進み彼方此方へ向かうも思い描いたような釣果はなし
その次は山越えで一気に上流を目指すも登りの何処かでカメラを落とし
それでも這う這うの体で谿へ下るも時間切れで釣りもそこそこに即登り返し
いつしか時は過ぎ
世紀を跨いで再び上流へ向かおうとするも
今度はとば口に先着者

終わってみれば楽々キャンプも楽し想い出でとなりますが
歩けるうちにもう一度くらい試してみたいと思っています

何度行っても事が捗らない界隈で
ふらい麻呂

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