だいぶ前に道具選びが如何とかこうとか此処で書いた気がしますが
あれから何年経ったんでしょうか
ようやくあれの続編と言いましょうか
とにかくそんな感じでこれが続きって事にして再開することにします
当たり前と言ってはなんですが
毛鉤釣りを前提に話をしているので 今回は毛鉤を如何しましょうか という話題です
で 如何しましょうかっていうのは
自分でその毛鉤を巻くのか それとも完成品を買うのか 何れにしましょうかという話です
おそらくは
殆どの場合 ”巻く” を選択する方が多くの割合いを占める(この釣りの場合)と考えられますので
その線で話を進めていきたいと思います
| トンプソン クランプタイプ 可なり昔ですが3000円くらいだったと思います |
さて餌代わりに仕掛けの先端に結ぶその毛鉤ですが
買うのもなんだし ちょくら自分で巻いてみるか と考えるのが自然の流れです
しかし そうする為には専用の道具や材料が必要となり
そして釣り方同様 巻き方 ひいては巻くための道具の使い方を覚える必要が生じてきます
なんだか面倒臭いなと思われたかもしれませんが やむを得ません
いずれにしても此の様な件に関して 諸々ご承知という事を前提に更に話を進めて参ります
くどいようですが 毛鉤は完成品という形で販売されている物があります
なので それを必要なだけ買い足しながら使っていくのもありなのではとも思います
(それでいいという考えの方もいるはずです)
若しくは 気前が良くて面倒見もすこぶる良い友人がいて
その方がその日に使う毛鉤を譲ってくれるという事もあるでしょう
ただ 後者の場合 毎回毎回貰うというわけにもいきませんよね
もちろん買い続ける(頂けるものは頂く)という選択でも良いのですが
遅かれ早かれ 自分で巻こうかといった方向へと進むのではないかと思われます
何故そうなるのかと云うと
所謂この趣味は
釣果はもちろんですが
その他に自己の満足を満たす為という要素が 理不尽なくらい大くを占めるからです
(ワタシの場合は釣果原理主義者ですので例外もあると云うことになります)
もうすこし具体的に説明するなら
ワタシが巻いたこの毛鉤で このワタシが思い描いた通りの状況で
(思っていたよりは小さいが)あの瀬尻からヤマメが勢い飛び出して この毛鉤に、、、、、
この結末については
釣れたのか 釣れるはずだったのかはどっちでもいいようです
原理主義者にはまったくピンとこないのですが
時にこのような武勇伝的ファンタジーを耳にするわけで
そこから判断するに
如何に多くの釣り人がこのような自己陶酔型物語を欲しているのかが想像できます
淡々と話を進めるつもりが
いったり来たりで
更には空想好きな性分なので余計な物語まで繰り出してしまいました
申し訳ありません 話を進めます
ここへ来てこれ以上の道具を買い集めるのはな
とか なんだかめんどくせえな、、、と思われた方々
そんな貴方は意外と冷静です 少しここで様子見も有りかもしれません
逆に如何とでもなれと勢いにのった貴方に至っては
この先もうそれ程怖いものはありません
(それ程と前置きが付くのには理由があって)
実際にはあと少し
靴やら胴長やらと更にまあまあの投資が必要なんですが
それらのお見積もりを今ここで出そうなどと始まるとキリがありません
それに せっかく決断した方々に対しここで畳みかけ
”更なる莫大な資金が必要である” などと知らしめるのは得策ではありません
(知らせた方が親切だという意見もありますが、、)
そんな事をすれば
棹やら何やら一式を買い揃えたばかりの方々のうちの何割かの人は
この辺りでまたもや気が引けてしまうかも知れませんので
その件は一旦忘れて先に進みましょう
| 机に置いて使うならぺデスタイルタイプ |
さて毛鉤を巻くにはどんな道具が必要なのかとなりますが
先ずはつり針を固定するバイスという物が必要です
*無くても巻けない事はありませんがこれは素直に買いましょう
*ホームセンターなどで売っているクランプを組み合わせても代用できますが
悪いことは言いません 専用のバイスを買いましょう
バイスを手に入れる時に小さな金物類も纏めて購入してしまうのが良いと思います
何かを後回しにしないで ここは全部まとめて買ってしまうのが正解です
金物類は安い物でも十分に使えますので
あまり価格やブランドに神経質にならず先ずは適当な物で一式揃えてしまいましょう
いずれにせよそのうち違うのが欲しくなるので手頃な物で揃えるのが得策です
後々複数必要になってくる(複数あった方が便利な)道具もありますので
買い足すその時に 二個目三個目のそれらをグレードアップして行けばいいと思います
とにかく使い方を理解してからそれなりの物を追加して行くのが最善かと、、
| サンライズ製の廉価な金物など |
小物類(金物)というのは、、大まかに以下の通りです
1・ボビンホルダー - スレッド(巻き糸)のボビンを固定
2・ハサミ - 素材を切る
3・プライヤー - 素材を挟む
4・スタッカー - 素材(獣毛などの毛先)を揃える
5・ウイップフィニッシャー - 完成時にスレッドを巻き留める ハーフヒッチで済ませるなら必要ありません ボールペンの芯を抜いたもので十分です
6・ボドキン - 接着剤などを滴下する ボディ材をかき出して成型する等
凡そこの6点です(大体どれも一個500円前後で売ってると思います)
6点とも専用の物を釣り具屋で買うと良いと思います
但しハサミは刃物屋などで手ごろなのを買うという手段もあります
刃物屋さんで買うと 後々砥ぎなどの世話をしてもらえるので
そういった面からも専用品でなくても使える道具に関しては色々試してみても良いかと
ただ ワイヤーなどを切る場合もありますので
やはりハサミは雑に扱えるお手頃なのを一つ買って用意しておくのが良いと思います
*フライパターンによっては他にも必要に迫られる道具があります
さあ道具が揃いました
揃いましたが道具だけあっても毛鉤は作れません
そうです毛鉤を拵えるには材料が必要です
おいおいこの後に及んでまだ金がかかるのかと そう思われた方
この厄介な釣りを止すなら今のうちです
竿にリール更にはバイスまで買ってしまった後ですが
正直止すなら此処が最後のチャンスです
何故ならば マテリアルと称される毛鉤の材料は意外と高価な物が多いときてます
金に糸目はつけない 金ならある という方は、、、なんの問題もございませんね
逆にそれほど金はない、、正直金は無いという方(ワタシはこちら側ですが)
そんな方々もどうぞご安心ください
別にしきたりやレシピに拘る必要はないのです
レシピ通りで拵えるとなると
時価数万円といったナントか条約に触れそうなマテリアルを使わざるを得ない
そんな事態も起こりかねませんが
元手のない我々は惜しみなく労力を注ぎ込みましょう
例えばウイングにはナントか鳥の羽を、、、そんな指定があったとします
それを用意するのは無理だなと感じたら そんなのは端から無視してください
そうですね、、そんな時はちょっと車庫とか物置の中を物色してみましょう
そして毛羽たきなんかがあったら儲けものです
しかし 今時毛ばたきなんて無いよ となりましょうが
それでもビニールの荷紐くらいはあるでしょう
それがあればそれを解すなり丸めるなりすればウイングになります
胴には〇〇〇の耳の毛を、、なんて指定があったとします
そんな時は 隣で寝ている猫か犬にブラシをかければいくらでも用意できます
物置も無いし犬も猫もいないという方
ユザワヤとか100円ショップなんかでキョロキョロしましょう
見方を変えれば不思議と ここは釣り具屋なのか、、、と思えてくるかもしれません
要するに素材なんてのはなんでも良いんです
指定されたのとは色味や形が多少違ったとしても さかなを釣るのにはなんら問題ありません
雑な言い方ですが 釣れれば良いわけです
決して勝ち負けではないのですが そこは釣ったもん勝ちです
とにかくこれで粗方道具や材料が揃いました
ここまで揃ってしまえばもうこっちのものです
後はとにかく巻きましょう
数を熟す事が大事です
せっせせっせと巻くのですが 一向に納得がいかない出来だ となるかもしれません
それでも巻き続けましょう
そしてそれを携えて釣りに行きましょう
巻くのも釣るのも場数を踏んでこそですから
とにかく どんな手段を使ってでも巻いたら釣りに行きましょう
さて ここまでで可なりの散財をしてきたわけですが
あとどれくらい注ぎ込めば、、、などなど諸々ご心配が尽きない事と思われます
けれど なんでもそうですが いざやってみると如何にかなるものです
無い袖は振れないと言いますが 無ければ無いなり日々生きているワケですので
これとて(釣りくらい)如何にかなるんじゃないかなと思います
たかがつりです
仕事じゃありません
余り色々な事に囚われず
みなさまどうかお気楽に
ふらい麻呂
参考価格
バイス ¥3000前後で購入出来ると思います これくらいので十分事足ります
但しバイスは最初から良い物を買うのもアリです
十中八九グレードアップしたのが欲しくなるはずですので
その他タイイングツール(プライヤー、スタッカー等) 各¥150〜1000程
材料 ハックル:インディアンケープで¥2000くらいから
メッツやホワイティングなどですと近頃は¥10000以上するようです
獣毛等:エルクヘアなどは¥1000前後から
フック:20本入りで各メーカー¥500前後くらいから
スレッド:¥500くらいから(大体100ydsとか200yds巻き)
*高価なものは幾らでもありますが
此方の価格はあくまでもワタシが使ってるものの値段を参考に記載しています



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