2025/03/19

夏の釣に思う事

 


夏の釣といえば いわなつりですね


何故かと云えば
高原の谿は涼しくて
夏の暑い日中でも快適に釣遡れますから、、、

それでも時々
”今日は里で釣ろうかな” などと考えることもあります
でも 朝に 出がけに車へ荷物を積み終える頃には
すっかり暑さに負けて
”やっぱりだめだ 谿底に降りよう”となってしまいます
そして 一目散に高い山の方へと向かってしまうのです



最近はいつまでも夏が終わらないので それが九月の末まで続きます 

暑さを言い訳に いつまでも谿底で釣りをしている事もあってか
近年はめっきり長い棹を使う事がなくなりました
谿底へ通うには棹はすっぽりとルックサックに収まったほうがなにかと勝手が良いので
必然的にそうなってしまうのですが
それでも 時にはちょっと長い棹で少しは楽をしたいと思います
長い棹が使えれば 間違いなくそれに越したことはないのです
投げるにも 掛けるにも 取り込むにも長いほうが楽ですから
そう思うのは極々当たり前のことなんですね

でも それでも短い棹でシーズンを通してしまうんです
漁師ではないので
どうしたって獲って帰らねばならないというのもありませんから
そこは遊び心的なものがどうしても優先されるんですね

こう言うことを言うと反感を買うと思うんですが
谿底のいわな釣りっていうのは決して難しい釣りではないんですね
もちろん異論や反論もあると思います
それについて云うと
詰まるところどれほどの結果を望むかによると思うんです

ワタシはストレス無く釣りがしたい
(ああやっぱりあの棹を持ってくれば良かったとかそんな後悔はもってのほか、、)
望むところはその程度のことなんです
(”最低限の望み”と前置きはつきますが)

なのでそれ以外にあえて望むことがあるとすれば
(残す楽しみは)

自分が好きな道具で
(その日選んだ道具で)
明らかに馬鹿げた疑似餌を結んで
(馬鹿げた縛りを課して)
すっかり陽の昇った頃から
(向こうの山に陽が落ちる前まで)

そのくらいの 陽の高い間だけで良いので
気楽に気の良いなさかなだけを釣りたいんです

そうそう あと少しだけ贅沢を言わせてもらえるならば
そのさかなは大きい方がいいですね
勿論釣果も少ないよりは沢山の方が楽しいです

これについては誰でも同じだと思います
釣れないと本当に腹も立ちますし詰まらないですから

でもね
大体いつも思っているより釣れないんですよ
(自惚れが強いのでもっと釣れる筈だと思ってるんですね)
おまけに願っているほど大きいなのも釣れません
(口では大きいか小さいかなんて二の次だ、、とか言ってますがやっぱりね、、)
だからまた釣り行くんです

行けるならまた明日にでも行きたい
(きっと今日より明日の方が条件が揃って大きのが沢山釣れる筈だから)
それが無理なら如何にか休みを作ってでも行きたいと
暇な時間にカレンダーと地図を交互に眺めながらそんな事を考えてたりするんです

でも到底そんなのは無理な話で
どうしたって行けやしないんです
現実的な事を云うようでなんですが 一応仕事もありますので

明日は 明後日なら に加え お天気はどうなんだ、、、
と 此方の都合だけじゃなくて 気象条件なんかも絡んで来る訳で
何か一つ解決したところでどうにもなりはしません

だから楽しいんじゃないでしょうか
もっともこれはさかな釣りに限ったことではないですが、、、

ふらい麻呂

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