2018/09/14

いわなつりばかりの



いわなつりばかりのこの頃




ここ最近(近年)は夏になる前からやたらと暑いので
此方の望む望まないを別にして
いわなつりをしている期間がやたらと長くなっている、、ような気がする

だからといって
いわなつりへ向かう時間が多少多かろうがそれはそれで別に良いいんだけどね

ただ それでもすこしだけ欲をかいた事をいえば
漁期の半分くらいはやまめつりに時間を費やしたいと思っている



しかしそうは思っ(願って)てはいるものの
ここ数年は まだ薄ら寒いなと言って背を丸めていると
ある日突然グンと気温があがり まるで夏の様な日がやって来る
そこでまだ春なのになあ、、と嘆いたところで
それはもうどうする事も出来ないである

となると
日がな一日穏やかな里の川で のんびりと長い瀬の際に立ちこんで
幾通りもある流れの頭めがけ優雅に毛鉤を振り込んでは糸を手繰る
のんびりと、、、

そんなのはほんとに叶わぬ夢になりつつある
特に寒がりの不精な釣人には そんな日は到底やって来ないのである

だから不精なつり人は ”気持ちの良い春の日に、、” を待ちわびてはいけない
それでももし そんな麗らかな夢の日と手前の休みを合せたいと願うなら
まだ夜も明けきらない早朝に 寒いのを我慢して布団から抜け出さないといけない
先ずはそこからである
その先はお天道様次第ではあるけれど、、、



別に洒落たジャケットを羽織って
体裁良く釣をしたいという事では決して無いが
それでも半袖Tシャツ姿でいわなを追い回すような日々がやって来るまでの
そのすこしの間 ”そのちょっと” だけでもいいんだ

暑くもなく寒くもない日に袖のある綿のシャツなんかを着て
山里の裏山の麓でやまめ釣りをしたい
出来れば肩掛けのカバンをタスキに掛けて
---- 実際には着古したダラシナイ長袖のTシャツで
     カバンなんてのは持たずにルックサックを背負ってるだろうけどね ----
僅かばかりではあるがそんな姿を想い描く事もあるのだ
こんなワタシでもね




昔は河原に雪が残っている頃にも釣をしていたが
ここ暫くそんなまねはしていない
今じゃそんな事ってのは
まるで死にに行くようなもんだとさえ思えるくらいだから

それにしても
山登りの時なんかは寒さなんてそれほど苦にならないのに
早春の谿沢の寒さには正直耐えがたいものがある
それが一体全体なんでなのかと云うのは理解しているんだが
でもそれを理解しているからと言って
春に谿沢へ向かう事の助けにはならないのがもどかしい

要するに
これについてはそっくり真逆の人もいる訳で
単にその時どっちが愉しいと思えるかって事に過ぎないのだ

いわなつりがどうとか
やまめつりが何だとか云う話だった筈だけど
いつの間にか寒い時期に釣に行かないのは、、みたいな方向に話がずれてしまった
でも わりとキリが良いのでここのまま話を御終いにしようと思う

〈漁期もそろそろ終わろうかという大風と雨の日に〉

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