2025/12/19

秋から冬へ


 秋の釣りがぱっとしないまま終わった



そんなのは毎年の事だろうと言われれば、、そうなのかもしれないけれど

今年は特になにも起こらないまま、、、それでも最後まで通いとおしてみせた


夏からろくに雨も降らず

なので夏場の釣りにしてもさして盛り上がらず

そして秋になっても雨が降る気配もないまま静かに道具を仕舞う事となったのです


そんな風に最後の最後まで里川でふらふらしていたこともあり

粗方紅葉も終わってしまっただろうと思っていたが

釣具を仕舞った明る週に盆地の山へ向かうと

なんと 葉っぱはしっかりとした緑色だった

昨年はどこまで行っても黄色い森が続いていたのだが、、、どうやら時期を間違えたようである





次の休みも山へ行った

釣りの衆らがわざわざ浜松からやってくるというので

それならとあの人らが喜びそうな尾根を辿ろうかと思い

何時も通り過ぎている露岩の際からちょっとした岩尾根をめざして登った


そもそも山登りは主な目的ではなかったのだけれど

思いつきでそんな処から這い上がったものだから

結果的にそこそこ確りとした山登りとなったのである



あの時下山に使った道は

一見廃道なのかと思うくらい踏み跡が薄く

そして所々道が消えていた

おまけに結構な行程もあり

下っても下っても あるはずの今宵の宿が一向に見えてこないのであった


そんな長くだらだらした杣道を”長い永い”と愚痴りながら下ってきたのだが

それはまるでいつもの釣り旅の終わりにも似た雰囲気で

皆ないつしか無言になるのでは、、とも思えた

しかし 華やかな紅葉と魚が居そうな沢が道に沿っていたおかげなのか

幸いにして無言になる者は居なかった





山小屋の事やらなにやらで幾週間かは山へ行けず仕舞だったが

おかげでいぬと一緒にうらやまでのんびり過ごす事が出来た


そういえば 以前は暇さえあれば近所の谷戸や里山へ繰り出して

一日中そこいら辺をうろついていのだが

最近はいぬが歳を取った事もあって

うろつく事もままならなくなり

代わりに枯れた芝の上でいつまでもぼんやりしていることが多くなった


それでもたまには山へ連れ出そう、、とは思うのです

しかし 残念ながらいぬの心臓はきっと遠出に耐えられない、、と思うのです

それに 山へ連れて行けたとしても果たして歩けるだろうかとも

なので この先遠くの山へ連れ出すこともなかろうと、、、

だから尚更 うらやまがあって本当に良かったなと 染み染み思うのです





おおよそ雑用も済み

またもや藪山通いを再開したのだが

残念ながら既に紅葉の時期は終わり

微かな名残を残すだけで薮山はすっかり冬の様相になっていた

とはいえ葉の落ちた低山の風景はとても好きなので

それはそれで嬉しいのですが

色の付いた葉っぱも少しは愛でたかったのもまた然り、、




それにしても この冬もカラカラの夏秋同様雨が降らない

藪山は枯れ葉が深く積り 踏むとカサカサパラパラと盛大に音を出す

音と共に恐ろしいくらいに埃も舞うからホントにタチが悪い

靴はもちろん着ているものが全て薄茶色になるし

ただでさえ冬は鼻水が出るのに其れに拍車がかかるのである

とはいえ そんな藪山がホントに楽しい季節になってきた



毎週毎週深い落ち葉の獣道ばかりを彷徨っていても、、とふと思い

今回ばかりは少し標高をあげてみようと

しかし まだ冬も始まったばかり

足腰の慣らしも済んでないので出来れば横移動で眺望を得ようと企むのだが

目星をつけた峠へと続く道は数日前から冬季閉鎖となっていた


止む無く その昔何かの撮影で登った岩山へ向かう

入り口には凡そ一時間か二時間のコースだと記載があったが

眺望がある度に休憩していたのもあってか それよりもうんと時間が掛かった


頂上は眺望がないと

その日そこへ辿り着くまで思い込んでいたのだが

実際には 意外にも南西側が開けていて

幸運にも大きな富士がしっかりと見えた

しかも 風もなく穏やかで 弁当をひらげるには持ってこいの午後だった





秋から藪山通いから始まり

冬には勢い次第で少し高い山へでもと思うのですが

こんな調子では春まで藪山にとどまるのでは と思っています

初冬に安定の暇な店で

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