お盆も近くなり

暑い日が続きますね

暑いとなかなか出かけるのも億劫になります

明日は休みだからと

まえの晩から釣りに行こうかしらと企んでいても

可なりの確率で朝寝坊するのが休みの日の常です
そんな日は、、朝にちゃんと起きられなかった日は

わりと近所の谿へいぬと一緒にでかけて行っては夕方まで釣をする

それが通常のパターンです

勿論いぬが行きたいと言うわけではなく
ワタシがいぬを連れて行きたいだけなのですが、、、

いぬは酔いはしませんが車が大の苦手なので
それはそれは道中辛く思っていたに違いありません
それでも車止めに到着すれば途端にそんな事は忘れて
一目散に林道の奥へ向かって走りだして行きます

勿論いぬが一緒でないほうが釣にはなるのです
ただ居ないとあれが一緒ならもっと楽しいだろうなと思ったりするんですね

残念ながら今では近所の草っぱらまでよちよち歩いて行くのが精いっぱいです

ただただ草の中でごろりと横になり

時々なにかのにおいを嗅ぐように高鼻をしたり

いずれにしてもほっぽらかしておけば何時間でもそうやって寝転がっています

でもそれでも、、それだけで愉しいんだろうなというのが分かります

それにしても不思議なのは

ああやっていつまででもじっとしていられるのは何故なんだろうか

歳をとったから　心臓が悪いから　云々かんぬん、、、はあるけれど

大好きな草むらへ来ると直ぐバタンと横になり

悟りきった様に動かなくなってしまうのですよ

きっと今でも

谿へ連れて行くことが出来さえすれば

動きの質こそ違え

出来る限りの速度で先へ先へと行こうとするに違いないと思うのです

だとすると釣果に限ってはこれまで通りだろうというのも、、

時に　

もしあのいぬが”呼んだときだけ後をついてくる”くらいの芸を会得していたなら
きっと魚ももっと釣れたんじゃないかとかと

ふと思うんですが

勿論それだとなんの面白味もなくて

まったく詰まらない遊びになっていただろうなとも容易に想像できます

とにかく今では

いぬはいぬで悟りをひらき

付き人は付き人で

その傍らにていろいろと想像や思いを巡らせているのです

いぬの為にも

もう少し気温が下がってほしい真夏に

ひと気のないcaffe neroで